初観劇の不安、ありませんか?
今でこそ何度もいろいろな劇場に足を運んでいますが、
初めての劇団四季・ミュージカル観劇の時は
- どの作品を見たら楽しめるのか
- ミュージカルなんて難しそう
- チケット代も安くないから失敗できない
…とかなり悩んでいました。
ということで、今回は、初めての方におすすめの劇団四季演目3選+番外編を紹介していきます!
結論:この3作品+番外編がおすすめ!
- アナと雪の女王
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
- ライオンキング
- (番外編)ファミリーミュージカル
アナと雪の女王:曲・演出・ストーリーのバランスの良さが魅力
劇団四季のミュージカルを初めて観劇したい方に個人的に最もおすすめなのが「アナと雪の女王」。
有名なディズニーアニメ映画のミュージカル版です。
おすすめポイント
- 有名な楽曲が多く、誰でもなじみやすい
- プロジェクションマッピング等を活用した華やかな演出に圧倒される&飽きずに楽しめる
- 映画よりもさらにエルサ・アナの関係性や心情にフォーカスがあたっており、ストーリーとしてもより深みを増しているように感じる
- 休憩込み2時間25分と劇団四季ミュージカルの中では比較的短く、慣れていない方でも楽しみやすい
曲・演出の華やかさ・ストーリーのバランスが良く、初めての観劇にはぴったりだと思っています。
映画アナ雪が好きな人、昔見たことがある程度の人、見たことがない人、みんな楽しめるのではないでしょうか。
注意点
映画版と歌詞が一部異なります。
映画アナ雪が大好きで日本語版の歌詞を聞きこんでいる場合、歌詞の相違が気になるかもしれません。
翻訳者はアニメ版の和訳を担当された翻訳者の方と同じ高橋知伽江さんですが、リップシンクが必要なアニメ版とは少し異なった歌詞で訳されています。
バック・トゥ・ザ・フューチャー:とにかくド派手で楽しい!
劇団四季のミュージカルを初めて観劇したいけれど、ミュージカルは退屈しそう、バック・トゥ・ザ・フューチャーの映画が好き、という方には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がおすすめ!
2025年4月に日本では初演を迎えたばかりの最新ミュージカルです。
おすすめポイント
- 生の舞台で映画そのままのキャラクター・演出が楽しめる
- 映画製作陣が製作に加わっていることもあり、世界観がしっかりと再現されている
- 会場から演出まで他作品に比べてド派手!わくわく感が最後まで続く
ミュージカルや観劇で飽きてしまわないか不安な方、ディズニーランドのアトラクションのようなわくわく感・刺激を求めたい方にはぴったりです。
注意点
2026年秋以降までのロングランが決定しているものの、かなりの人気でチケットがとりづらくなっています。
先行予約への参加がおすすめですが、予約できる日程がかなり先になる可能性もあるため、その点も踏まえて選んでみてください。
ライオンキング:25年超続き色褪せない王道ミュージカル
劇団四季といえば「ライオンキング」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
比較的最近ミュージカル化された「アナと雪の女王」(2018年ブロードウェイ初演)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(2021年ウエストエンド初演)と比べると、アメリカで1997年、日本では1998年から上演されている「ライオンキング」はクラシカルなミュージカル。
人間が動物を表現する迫力は一見の価値があり、劇団四季のミュージカルを初めて観劇したい方におすすめできる作品です!
おすすめポイント
- 「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」といった誰もが知る名曲を楽しめる
- 俳優の体・衣装・道具・パペットで表現される多様な動物たちに感動できる
- 1998年からのロングランでも衰えない昔ながらのミュージカルの魅力と迫力を感じられる
生の舞台でみるからこその迫力・感動を感じられる舞台だと思います。
個人的には歌の迫力を感じたい、25年超色褪せずに上演されている作品の魅力を感じたい、劇団四季ミュージカルといえばの王道を感じたい、という方におすすめの作品です。
番外編:ファミリーミュージカル
劇団四季では、大人から子どもまで楽しめるファミリーミュージカルというジャンルのミュージカルを定期的に上演しています。
主に東京・浜松町の「自由劇場」で1か月前後ほどの公演を行った後、全国各地を回っての公演を行うケースが多いため、どんな場所にお住まいでも楽しめるチャンスがあるのも魅力です。
おすすめポイント
- 児童書原作のものが主であり、ストーリー・メッセージがシンプルでわかりやすい
- 観客にも子どもが多く子ども連れでも行きやすい
- チケットの価格が通常のミュージカルよりも安めに設定されていることが多くハードルが低い
- 上演時間も休憩込み2時間前後と短めで見やすい
といった子どもでも楽しみやすい点がメリットではあるのですが、大人にもおすすめです!
- シンプルながらも心に響く強いメッセージ
- (作品による)見ごたえ抜群のダンス
この2つもファミリーミュージカルの特徴であり、大人でもつい涙してしまうような作品がたくさんあります。
注意点
他3作品とは異なり、常に大型劇場で上演されているわけではないため、今どんな作品がどこでやっているのかは調べる必要があります。
タイミングが合えばぜひ候補に入れてみてください!
今後の公演予定(2025/10時点)
東京・浜松町「自由劇場」
- 2026/3 「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」
全国公演(全国各地での公演)
- ~2026/3 「王子と少年」
- 2025/9~ 「カモメに飛ぶことを教えた猫」
- (時期未発表) 「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」
まとめ:自分に合った作品で楽しい観劇ライフを!
初観劇は自分に合いそうな作品からぜひ試してみてください!
ストーリーが刺さった場合ストーリー重視の作品を、ダンスに魅了された場合ダンスが多い作品を…といった風に、1回目で気になったポイントを2回目以降の作品選びに生かしていくのもおすすめです。
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